10/7
今年の山は(全国的にそうなのかわからないが)「栗」が豊作のようだ。
キノコを採りに山に入ると必ずと言っていいほどイガが落ちていて、そのそばにキラリと光る栗の実が、2〜3個転がっている。
ところが肝心のキノコの方はというと、それがイマイチのようだ。
特に地面から出るキノコがおかしい。
普段今の時期なら必ず見かける毒キノコたちがまず見あたらない。
木から生えるものもあまり良いとは言えないが、これは平年並みかやや不良といったところ。

昨日はナラタケを採りに出向いたのだが、いつもの場所に既に人が入っていて、採り荒らされた後だった。
「こんちくしょ〜!」とハラワタ煮えかえらせつつ、他の場所を物色。
道端でハタケシメジなどを探しつつ、藪をかき分けてみると、そこにはナラタケのかたまりが・・・!!
二本の「ぼっこ」(朽ち木)に固まってボリボリと生えていた。
まさに「オリミキ」状態。
あっと言う間に車のトランク半分ほど(誇張)になる。
ただ、藪がひどい上、バラだらけだったので、非常に疲労してしまい、天を仰いで道端に寝そべること数回(^^ゞ

まあ、モタツ(ナラタケ)ごときに喜んでいてもしょうがないのだが、空戻りよりはずっと良いわけで、
今現在そのキノコ達を
「瓶詰め」するべく作業に励んでいる。

ところが・・・・いろんな本を見てもサイトを見てやっているのだが、どうしてもうまくいかない。
何度やっても中に空気(気泡)が入ってしまうのだ。
キノコガイドブックには中を「真空状態」にせよ・・と書いてるものが多い。
方法を変え、繰り返しチャレンジしているが、最終段階でどうしても気泡が確認されるのだ。

瓶詰め保存はキノコに限らず、様々な食品に応用の利く保存法ゆえ、この際マスターしたいと思っているのだが、
こんなザマではせっかくのキノコがもったいない・・・。


どなたか、ここをご覧の方で、瓶詰めのマエストロはおられませんでしょうか?
できましたらその「コツ」を伝授していただきたいものです。。。。。


10/18「タイムオーバーというクイズ番組の解答中に・・」

BSi(TBS)にて毎週土曜日の夜9時から放映されている、視聴者参加型クイズ番組「タイムオーバー」。

私は毎週この時間になると、リモコン片手(もう一方の手には酒のグラス)にテレビの前にどっかと座り、出題される問題に一喜一憂させられながらも楽しませてもらっている。うちの家族全員が燃える番組なのだが、特に四歳の娘がこの番組のごひいきで、毎週土曜日が近づく度に、「きょう、たいむおーばー?」としつこく聞いてくるほど気に入っている。

ここ半年以上クイズにチャレンジし続けている私だが、過去の最高成績は、ベスト100にようやく入った程度。
到底一等賞金30万円には届くことは今後もあり得ないのだが、それでももしかして!?と毎回期待しながら四色ボタンを押すのが日課(週課?)となっているのだ(^^ゞ

さて、先週のこと。そのタイムオーバーフリークの我が娘が、ある問題にてとても不思議なことを口走ったので、ちょっと書いてみたい。

その問題はこうだった。

四択問題。「日本と同じく110(ひゃくとうばん)通報する国はどこ?」という問題だった。
選択肢は四カ国で、韓国や中国、アメリカ(もう一カ国は忘れてしまった)などが含まれていた。私は韓国か中国のどちらかとは思ったが、自信が無く韓国の色のボタンを押してしまった。

答はブーッ×。中国が正解だったのだが・・・不思議なのはこの時の娘のセリフである。
実は娘、この問題が出題されるや、「ちゅ(ん)こうじゃない?」と言い出したのだ。

(いつもは自分が正解だと思うものを「色/青・赤・緑・黄色のどれか」で叫ぶのだが)

しかもこのタイムオーバーには問題解説などのアナウンスは一切無く、当然この問題でも国名は読まず、国旗と国名だけが画像としてテレビに表示されていた。だからカタカナもまだ読めない娘が「中国」という漢字を読めるはずが無く、ましてその国名を現地人のようにちゅーこーなどと発音することに驚いたのだ。

その問題終了後、不正解でガクッとしている父に向かってまた一言。
「ねっ? だからちゅうこうだって、いったでしょ」だと。

私も「りりこ!!なんで中国だってわかったの?なんで?どうして???? 」

と聞いてみたが、「りりこもなんでだか、わかんないよ」とはぐらかされる。

もしかすると保育園などで催し物がある際などに飾られる「万国旗」を見て、保育園の先生に「この赤い旗はどこの国?」などと聞いたことがあるのかもしれないが、それにしても一瞬我が子に「!?」と思わされた瞬間ではありました。


10/25

10月に入ると秋田は毎日のように強風・雨が続き、なかなか山に行けない状態が続いている。

昨日、久しぶりにお日さまがのぞいたので、私はいつもバカマツタケが出る山に出かけた。

本来ここの山は、「バカ」ではなく、本当の「マツタケ」が出る山で、私も毎年その恩恵に預かっていたのだが、ここ数年、どういうわけか一本も姿を見ることがない。もちろん他の人から採られている可能性もあるのだが、それにしても一本くらいは見つかるはずなのだが・・。秋田でも被害が深刻な「松食い虫」の影響なのかもしれない。

しかし、今の時期、山にはいると空戻りということはなく、必ず何かしらのキノコは見つかるのは嬉しい。

昨日はヌメリササタケ・アブラシメジ・クリタケ・ムキタケ、そして出始めのシモフリシメジなどがポツポツと顔を出していた。
これら晩秋のキノコは落ち葉を被っているせいもありなかなか見つけづらいのだが、その分見つけたときの喜びは大きい。
特にシモフリシメジは発生量も少なく、希少価値のあるプレミアキノコである。おまけに味は抜群。秋田では「ギンダケ」と彼のことを呼ぶ。

さて、昨日はそんな晩秋キノコ達をコダシ1つ採り心地よい疲労感に包まれたのだが、キノコ採りの悲しい宿命かな、近くの山の様子が気になり、ついまた別の箇所へ車を走らせてしまう(^^ゞ

そこで出会ったのが・・・

(クリックで大きい画像に)

左の写真は私のディアマンテのトランクに所狭しと並んでいる「コガネタケ」である。

現場には残念ながらカメラを持っていかなかったので、その見事な群生ぶりをお見せすることはできないが、それはもう、ものすごいの一言だった。

幅气=[トル、長さ3メートルほどの列をなして約80本の成菌が並んでいた。
傘の最大経は約30cm、高さは40cmもあるものがニョキニョキ。

その光景はまさに壮観であった。コガネタケにはよく遭遇はするのだが、これだけすごい群生は初めてであった。

さてこのキノコ、私の「10月のキノコ」にも書いてあるが、だいたい人の臭いがプンプンするような場所に、数年に渡って発生し続ける。昨日見つけた場所もやはり道端で、スギの切り株が捨ててあるような場所であった。私は足下に生えているナラタケを踏みつぶしてこれらを採り、道に横付けした車にせっせと運んだ(^^ゞ

自宅に戻ってから知人に分けたりして減らしたのだが、いざ瓶詰めを作ってみると1リットルサイズで6本ほどになった。
こんなに保存してどうすんの・・思わず作りながら自問自答してしまう。
なぜなら私、実はこのキノコ、いまいちなのである(^^ゞ

もちろん採るのは大好きなのだが、食べる方はどうも好きになれないのだ。

このキノコには特有の香りがあり(もともと私は香りの強いキノコは得意ではない)、どうしても料理した物に箸が伸びない。

もちろん料理法によって「目からウロコ」になるかもしれないが、あいにくネットで検索しても「これなら美味しそう!」という料理法は見つけることができなかった。

だから・・・・もし食べたい方がおられたら差し上げますよ、作りたての瓶詰め(^^ゞ
一瓶で5〜6人家族の夕食は十分まかなえます。

次回は鳥海山の「ナメコ」をここでご紹介する予定です。(あくまで予定ね)(^^ゞ


11/12

今の時期、私の塾のある隣町では、朝夕になるとすごい「霧」が発生することがある。
昨晩も私が車で向かう途中、視界50mを切るほどの濃い霧が発生していた。
バンバン飛ばしているときにいきなりこんな霧に入ってしまうと、一瞬恐怖すら覚えるものだ。

ところで、この「霧」の発生メカニズム、意外に説明するとなるとややこしいものだ。

昨晩の塾でも塾生たちに「日中」「飽和水蒸気量」「露点」「核」というキーワードを用いて説明してみなさい、と問題を出したのだが、案の定(^^ゞデキは悪かった。
かくいう私も、あくまで中学生理科の範囲を超えないような解答しか持っていなかったので、今日ネットで検索し、その発生の詳細を調べてみた。

すると
毎日新聞」のお天気Q&Aに次のような解説があったのでご紹介。

秋から初冬にかけて、内陸の盆地では霧の発生が多くなります。
盆地内は風が弱く、よく晴れた夜には地表の熱が放射冷却により奪われ、
やがて上空より地面に近い方が気温が低くなります。盆地の底に冷気がたまった状態ですね。
こうなると、上空で多少風が吹いても盆地の中には影響しづらくなり、盆地の底の空気は混ぜ
合わされることがなく、ますます放射冷却が進みます。やがて空気中の気体の水が水滴となり、霧が発生します。

秋は比較的風が弱く、また日が短いため地面が冷やされる時間が長く、盆地では霧が発生しやすくなります。
真冬になると、季節風が強くなるため、盆地霧は発生しにくくります。

図解によるわかりやすいサイト(岡山大学理学部)もあった。(無断リンクですみませんがこちらです)
ここでは「放射冷却」についても知ることができます。

ちなみに春に発生するものは「かすみ」と言いますね。
またよく別の言い方で「ガスがかかる」とも言いますが、この「ガス」はもちろん英語ではありません(^^ゞ
英語でガスといえばガソリンや引火性のガスを指しますし、「霧」はfogですよね。(薄いのはmist)
ではこの「ガス」とはどこから来ているのでしょうか。
実はオランダ語なんですよ〜(gas)


11/19半ドアって何のため?」

先日、妻の車にてホームセンターで買い物巡りをしていたときのこと。
何軒か回って荷物を乗っけたりしていたら、どうも後の席からヒューヒューと寒風が入ってくる。
ガタガタと異音も聞こえてくる。
そう、誰もが知っている半ドア状態で走行していたのだ。

そこでふと思った。

なぜ半ドアってあるんだ?と。
ドアなら開くか閉じるか、どちらかでいいではないか。その「半」というのが実にあいまいで中途半端ではないか〜〜!!
ガタガタ言う車を走らせていた私は、イラだって心の中でそう叫んでしまった(^^ゞ

帰宅後ネット検索してその理由を調べてみる。すると意外と簡単にその理由にたどり着くことができたのには驚いた。
(半ドアは「閉じるため」というよりむしろ、「開かなくするため」という理由の方が大きいようです。詳しくは下部のリンク・素朴な疑問集にてどうぞ)
世の中には私と同じことを考える暇な方(失礼)がいるもので、またそのような何気ない疑問に対して回答してくれる方のサイトがあるのだ。

日頃から不思議に思っていたことが、そこには質問の形式でズラリと並んでおり、またそれに対してとても丁寧な回答が、多くの識者より寄せられているので、私のように「なぜ?どうして?」という幼少の頃からの思考回路癖が抜けない「中途半端」な大人には非常にありがたいサイトである(^^ゞ

そこでご紹介。(有名なサイトですから多くの方は訪問済みかもしれませんが)

作家でも星田さんの「素朴な疑問集」はこちら

またトップページの雑学のすゝめはこちら

現在回答募集中のテーマ「鳥や魚類の群れが一斉に方向転換するのは、どうなってんの?」はやはり私もずっと疑問に思っていたこと。
ここを訪れた方でどなたかお答えできる方はおられませんか〜〜?


12/1「『北の国からハイビジョン』・・純君にシラガが・・」
11/30と12/1の晩、BSフジにてようやく待ちに待った「北の国から2002遺言」のハイビジョン版が放映された(される)。
地上波放送から数ヶ月、もともとハイビジョン撮影されている本番組が、なぜこんなに再放送?まで時間がかかったのか知る由もないが、なにはともあれ、ハイビジョンの美しい映像を待ち望んでいた視聴者はようやく溜飲が下がったのである。
 ところで、前回の地上波放送の際に私は非常に気になっていたことがあった。それは、純の頭髪についてである。(あの独特の髪型のことではない(^^ゞ

ご存じのように地上波放送とBSデジタル放送とでは、その画質の差に歴然たるものがある。(音もまるで違う)
地上波放送では「あれ?これってもしかして・・・」と感じていた疑惑が、昨日見ていて「やっぱりか・・」という確信に変わったのである。
そう、タイトルに書いたように、あの純君に「白髪」があったのである。(それも結構な本数・・)
地上波では「なんだろう、寒くて髪の毛でも凍ってしまったのかな?」などと思っていたのだが、シーンが変わってもその「白いもの」は取れていなかった。間違いなく白髪だった。

思えば純君こと吉岡秀隆君も今年で32歳。白髪が生えてきても不思議ではない年齢になったのだ。かくいう私は純君より3〜ほど年長だが、やはり後頭部にポツポツと・・(^^ゞ(鼻毛に混ざっていたときほど悲しくなる瞬間はない・・・)

役者のドーランの塗りムラや、ひげの剃り残しまでわかってしまうハイビジョン。
昨晩の放送では、蛍が何気なくもたれかかる青いジャングルジムの「サビ」にハッとさせられたり、五郎が作った廃棄物の家の屋根(草が茂っている)の美しさに驚かされたりと、数多くの新たな発見があった。

さてさて、今晩の「後編」ではどんな発見があることやら。
ビデオもセットし、放送を今から楽しみにしている。(厚い雲がかからないことだけを祈る)

ちなみに本日12月1日、「北の国から」の原作者・倉本聰さんは、我が秋田県田沢湖町で後援会を開く予定。滅多にない機会だけに、出かければ良かったかなあと、この時期珍しく快晴の空の下、少々後悔している・・・。

12/10「関東地方大雪?」

つい昨日のことだが、関東地方に気象台観測開始以来の速さで何センチかの積雪があったと、各メディアは一斉に伝えていた。
例年なら春先に聞くようなニュースをまさか今の時期に聞くとは思わなかったので、一瞬耳を疑った次第である。
 それにしてもまあ、毎回毎回このような降雪に対して思うのだが、
東京は雪に弱い。弱すぎる・・・・。
秋田に居を構える私に言わせれば、思わず「笑いたくなる」というものだ。(関東地方の方、ごめんなさい)

もし東京で一週間も続けて雪が降り続いたら一体どうなることだろう。
流通期間の大ダメージはさておき(^^ゞ
タクシー業界は忙しさにてんてこ舞い、スタッドレスタイヤは売れまくり、ストーブはもちろん、雪寄せ(かきではない。雪は寄せるものだ。豪雪地帯は「掘る」もの)道具から防寒具まで売れまくり、もしかしたら平成不況を打破する一要因になるのではないか(そんなことあるわけないか)

 冗談はさておき、日本海側に暮らす者にとって雪とのおつき合いは大変なのである。
今こうしてダラダラと文をしたためている最中にも、外にはノッチノッチと雪が積もり続けている秋田県沿岸。
 数時間前にきれいに寄せたはずの玄関先の雪が、あっと言う間元通り?になっているのである。あるいはそれ以上に・・・。

 台風の時でもそうだが、メディアは東京中心で報道しすぎる嫌いが大昔からある。
首都であり、日本の中枢である東京には違いないのだが、自然災害に対して大騒ぎしすぎだ。台風など東京を通過すると手のひらを返したかのように、何事もなかったかのような報道になるのが許せない。
 
私も東京暮らしが長かったのだが、東京人の大多数は地方出身者。
もっと(色んな意味において)地方に目を向けーい!!

PS.そうは言っておきながら、先日の「北の国から2002遺言 ハイビジョン後編」の際、冒頭に北海道で起きた地震のテロップがこれでもか!!とばかりクドクドと流されたのには、心底頭にきた(^^ゞ (おい、言っていることが矛盾してるでぇ。この心理が真理なのか(^^ゞ

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