拝啓 仲秋の候、いよいよご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、先日お邪魔いたしました折、社員がなかなか居着いてくれない旨お伺いいたしましたが、どなたかよい人が決まりましたでしょうか。
実は当社にアルバイトとして勤務しておりました○○○○君を推薦いたしたく存じます。
同君は来春、高校を卒業いたしますが、家庭の事情もあって実業界に入って活躍したい希望をもっております。
同君は、高校一年の夏以来、当社の配送センターでアルバイターとして勤務いたしており、無遅刻、無欠勤で通した誠実そのものの若者です。小生に、卒業後の進路についての相談がありましたので、貴店のことを申しましたところ、ぜひにとのことでご紹介申し上げる次第です。
恐縮ですが本人ご引見のうえ、ご採用賜りたくお願い申し上げます。ご指導いただけますれば、必ずや貴店に役立つ人物となることと確信いたしております。
取り急ぎ、上お願い申し上げます。
敬具