◆ 手芸グループの世話役に推す
このたび、私たちの手芸グループ若草会の幹事改選にあたりまして、○○△△さんを幹事に推薦いたします。○○さんは、ご存知の方も多いことと思いますが洋画家○○□□氏の夫人で、忙しいご主人を助けてのその賢妻ぶりは、画壇では周知のことといわれております。
うかがうところによりますと、○○さんは学生時代に絵画を専攻なさるおつもりで、画塾に通われていらしたところ、そこでご主人と出会い、結婚を機に、すっぱりと絵筆を折られ、手もちぶさたを慰さめるために手芸に親しまれるようになり、数年前にこの会に入会されたということでございます。
その後、例会には必ずご出席になられ、先日の若草会の作品展示会では、○○さんの作品が批評家の目にとまり、大変な反響をよんだことは、皆さんの記憶に新しいことと思います。
そのようなすぐれた制作に加えて、○○さんのあたたかな人がらは、会員の老若をとわず、すべての人から尊敬され、あこがれの的になっております。家庭の主婦としても賢夫人といわれ、またこのような会におきましてもすべての人に慕われる、実行力とあたたかなお人がらに加えて、すばらしい美の感覚の持ち主であられる○○さんは、主婦の多い若草会の会長として最適任者であると思います。
○○さん、ご家庭にあられて、いろいろご多忙なこととは思いますが、まげて若草会の幹事をご承諾くださいますよう、お願い申しあげます。
私も会の一員としまして、できることは何なりとお手伝いいたしますから、○○さんの会長選出にご賛成いただけますよう、会員の皆さんにお願いして、私の推薦のあいさつといたします。