恭啓
○○のみぎり、いかがお過ごしでしょうか。お伺い申し上げます。
久しくご無音に打ち過ぎ、恐れ入ります。先日は大変おいしい○○をお送りいただき、感謝に堪えません。
さて、突然ですが私このほど高校のクラスメイトだった○○さんと婚約が整い、○○月を期して結婚することとなりました。ついては、ぜひ○○先生に媒酌の労をとっていただきたく、謹んでお願い申し上げます。
○○さんとは、こちらで就職したときに、会社の取引相手として偶然会い、それ以来の交際です。先生もご存じのように、高校時代はけんかばかりしていましたので、今も会うたびにけんかばかりですが、奇妙な縁で生涯を共にすることになりました。
両家とも、先生をおいて他にご依頼すべき筋はございません。○○校長としてご多忙な毎日をお過ごしのこととは存じますが、何卒ご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
まずは略儀ですが、書面にてご媒酌人のお願いまで申し上げます。
敬具
拝啓
○○の候、いよいよ御清祥のことと大慶に存じます。平素は格別の御指導を賜り誠に有り難うございます。
さて、たいへん不躾なお願いで恐縮ですが、この度、私の婚約がようやく調いまして、○月には結婚式という運びになりました。相手は、○○○○と申しまして、一昨年から交際しております。三才下の幼友達で、○○さんの末娘でございます。
つきましては、私共の結婚のお仲人を○○様にお引き受け頂きたく謹んでお願い申し上げます。御媒酌をお願いする方については、二人で相談を致しまして、私のことを最もよく知っていて下さる○○様にぜひお願い致したいのでございます。
御多忙中誠にお手数をおかけ致しますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。また、今後いろいろと人生上のご指導も賜りたく存じます。いずれ御都合をお伺いしたうえで、二人でごあいさつに参上致しますが、まずは、書面をもちましてお願い申し上げる次第です。
敬具
○○の候、いよいよ御壮健のことと大慶に存じます。平素は格別の御懇情を頂き誠に有り難うございます。
さて、突然のお願いで恐縮ですが、この度、私の婚約がようやく調いまして、○月には挙式という運びになりました。相手は、○○の○○○○と申しまして、担当は違いますが、同じ年度の入社ということで話題や趣味もあい、数年間付き合った末、婚約致しました。
つきましては、私共の結婚の御媒酌を○○様御夫妻にお引き受け頂きたくお手紙を差し上げる次第です。お仲人をお願いする方については、二人で相談を致しまして、私のことを最もよく知っていて下さる○○様にぜひお願い致したいのでございます。
御多忙中誠にお手数をおかけ致しますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。日頃格別のお世話になっておりますうえに、さらに御厄介をおかけ致しますが、両名の新生活の第一歩にもお導きを賜りたく存じます。いずれ日を改めまして、二人でごあいさつに参上致しますが、まずは、書面をもちましてお願い申し上げる次第です。
敬具