拝啓 貴社いよいよご清栄の段、慶賀至極に存じます。平素はまた格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、○月○日付、○月分仕入品の代金請求の書状、本日拝受仕りました。
つきましては早速にご送金申し上げるべきところでございますが、ご請求金額のうち金○十万円也につき、甚だ勝手なお願いなのですが、来月末まで延期させていただきたく存じます。
実は、予定しておりました大口掛売金が、計算ミスを生じまして、解明に予想外の時間をとり、入金が○日ということになってしまったのです。これは、先方のコンピュータの故障が原因ということも判明し、○日には相違なく入金することとなっております。
ご請求金額のうち、金○万円につきましては本日、貴銀行口座あてに振込の手続きをいたしました。
上の如き事情ですので、恐縮ではございますが、お支払い猶予の件、なにとぞお聞きとどけいただきたく、お願い申し上げます。
敬具