拝啓　新秋のみぎり貴社ますますご盛業のこととお喜び申し上げます。

　さて、○月○日付の○月分仕入代金請求書、本日拝受いたしました。

　つきましては、期日までにご送金申しあぐべきところでございますが、新聞、ニュースなどでご存じのとおり、当地方を襲いました集中豪雨の影響は当店にもおよび、店舗、商品に少なからぬ被害を受けました。目下、店舗修理や商品の補充のため資金繰りに奔走いたしております。

　まことに勝手ではございますが、今回限り格段のご配慮をいただき、○月末日までご猶予お願いいただければ幸甚でございます。

　先日、取引先○○信用金庫からの融資の話もまとまりましたので、月末には確実にお支払可能の状態でございます。

　上、事情ご賢察のうえ、ご迷惑ながら今回限りのお願いとして、まげてご了承いただきたく伏してお願い申し上げます。

　なお、お手数ながら、ご多忙中恐縮に存じますが、ご返事ご一報のほどお待ち申し上げております。

拝啓　貴社ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。

　さて、○月○日に納入いただきました「○○○○」代金○拾○万円也につきましては、○月末日までにお支払いいたすお約束でしたが、勝手ながら○月○日までお支払いを延期していただきたくお願い申し上げます。

　失礼な申しようで恐縮ございますが、本取引に関し、貴社担当者に会計上不明点な点が生じ、貴社にもご迷惑をおかけする仕儀になってしまいました。

　目下、不明朗な点を調査中ですが、とりあえず○月○日には代金をお支払いできる見込みでおります。

　以上の事情をおくみとりの上、今しばらくのご猶予のほど伏してお願い申し上げます。

　まずは、お詫びかわがたお願いまで。

　　　　 支払い延期のお願い

拝啓　貴社にはますますご隆昌のこととお喜び申しあげます。平素より格別のご愛顧を賜り、深く感謝申し上げます。

　さて、○月○日付をもちまして、おおくりいただきました「○○○○」○個分の代金の件について、お願いがございまして、誠に恐縮ではございますが一筆申し上げる次第です。

　本来なら、早速にも代金○万円をご送金申し上げるところではございますが、今月分の売掛金の回収が予想通りできず、苦慮している状態です。

　当店は、○月○日より大売り出しに入りますので、来月上旬までにかなりの入金が見込まれます。

　このような事情のため、誠に勝手はお願いではございますが、お支払いの件は、来月末までご猶予いただきたく、伏してお願い申し上げる次第です。

　まずは、書中にてご依頼まで。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

敬具