コラム6月
6/1
さて、昨日突然テレビが壊れたという話の 続き・・・・・。
今日さっさくソニーサービスの方に来てもら
い、修理してもらう。いらっしゃったサービ
スマンは、いつもうちに来て下さる方で、気心は知れていた
のだが、いざ修理終了がし、請求代を見て驚いた。
なんと出張代・技術料、一切かからず、部品代の420円で済
んでしまったのだ！秋田市からわざわざ出張してきてくださ
ったのだが、前回の修理(画面乱れ)が4月だったので、その再
扱いということで、クレーム処理してくれたのか・・。
今時テレビの修理にも最低一万円はかかる時代。大いに助か
った一日であった。
6/2
今日衆議院が解散された。三年八ヶ月ぶりのことである。
自民党は非常に消極的な議席数を目標に掲げているが、一方の雄、民主党もまた心もとない。
私は森さんが首相に就任した日から、舌禍に注意するようにこの場を借りて申し上げていたのだが(^_^;)「神の国」発言がここまで発展するとは、思いもしなかった。
解散後、自民党本部前で気勢を上げる森さんの姿があったが、その脇でやはり気炎をはく亀井某の姿も見受けられた。彼はおそらくこの日本でもっとも必要のない政治家ナンバーワンであろう。個人的に、大ッ嫌いである。強いものには弱く、弱いものにはとことん強くでる、そんな人間的にも最低な男。彼みたいな男が日本の政治に携わること自体、間違っている。今度こそ落選を望みたい。
非難される方もいようが、今の日本に必要な政治家は、「今太閤」田中角栄さんのような、強いリーダーシップを持った政治家である。娘、真紀子さんは父の10分の1くらいしかその才能を受け継いだとしか思えないし、その選挙区が亡き父の地盤そのものというのもうなずけないが、彼女のようにバイタリティーを持ち、頭の回転のよい政治家はちょっと見あたらない。少なくとも、このまま森さんが再び就任するよりは、遙かに経済効果はあるように思えるのだが・・・・
6/5
先日のあるレンタルビデオ屋さんでの一コマ。
私は娘用に「ライオン・キング」とその続編を借りた。カードを出して料金を支払い、いざ帰ろうとしたとき、店員のお姉さんが一言。
「お客様。こちら字幕スーパー版ですが、よろしいのですか？」
「うん、いいんだよ。」と(作り笑いの)私。
ディズニー(特にWinnie the
Pooh)は絶対オリジナル英語と決め込んで娘に見せている私。まずは耳から英語のトーンをつかんでもらいたいからだ。
その昔、東京にいた頃、レンタルビデオ屋さんはまだベータの貸し出しもしていたものだった。その際もよく帰り際、「お客様？こちらベータですが、よろしいですか？」といわれたことを思い出してしまった。
そのうち、「MickRさんは阪神ファンですが、よろしいのですか？」なんて聞かれる日が来たりして。(^_^;)
とことんマイノリティーな私でした。
6/13
今日は国内外、とても大きなニュースがあった。
まずは国内。第四十二回衆議院選挙の公示。
世間も前回選挙よりは関心も高く、投票率も若干アップしそうな雰囲気である。
しかし、今回もまた選挙区と小選挙区の重複立候補が原則的に認められ、
あいかわらず「滑り止め」が用意されることになった。
しかも、供託金没収になるほど低得票率だった場合のみの
復活禁止という、あまーい制度では、ほとんどの場合が敗者復活してしまうのだ。
(前回選挙ではそのようなゾンビ議員が相当数いたはずだ。)
とにもかくにも、この問題は定数削減とともに、政治家さん達の死活問題となっているので、
与野党問わず、なかなか改正する動きがない。
個人的に、この制度はまったく民意を反映しない(させない)、最悪の制度だと思っている。
さて、もう一つのビッグニュースはお隣韓国・北朝鮮にて。
一日遅れたものの、無事に両国首脳会談が始まる。
金大中韓国大統領を、なんと金正日総書記みずからが空港まで出迎え、
タラップ下で交わした注目の「握手」は、互いに両手でがっちりと。
今私はその模様をライブで見ているが、二人笑顔で大歓声に応えている。
世界中探してみても、韓国・北朝鮮ほどあからさまに資本主義・共産主義両国家体制の対峙する姿を見いだすことは難しいだろう。
それが今、私の目の前で、非常に友好的に繰り広げられている。しかも生で。
今まさに、南北平和への第一歩が踏み出された瞬間である。
朝鮮の方々は、とても礼を重んじるという。
目上の人の前では決してタバコを吸わないとか、
酒の注ぎ方一つにしても、いろいろと作法があるときく。
今回注目されていた「握手」は、金正日総書記が果たして年齢的「目上」
の人である金大中大統領に、片手を出すか両手を差し出すかで、様々な推測・憶測が乱れ飛んでいた。
結果的に、お互いしっかりと両手で握手を交わしたことで、双方の今回の会談における「意気込み」のようなものを強く感じた。
が、この二人の作られたような笑顔の裏には、ドロドロとした「首脳会談主導権争い」がもうすでに見え隠れしているように感じるのは、私だけだろうか・・・。
何事もなく、無事に終わってもらいたいものだ。
そして、金大中大統領には、離散家族問題の解決の糸口くらいは見つけて、
韓国への手みやげにしてもらいたいと思う。
6/16
先日、昨年の11月に起きた飲酒運転死亡事故(幼児二人が焼死)の地裁判決が下った。救いようのない大バカ被告に対し、下った判決はわずか懲役５年。
遺族のみならず、この判決には多くの国民が驚き、憤慨した。私もその一人。しかし、現在の道交法では、被害者遺族は泣き寝入りするしかない、法の冷たさがあるのであった。
久々に「これは言いたい！」を書いたので、併せて呼んでいただきたい。
6月24日今日付けの日刊スポーツより。