コラム 4月

4/3

の昔、田中角栄元首相が亡くなったとき、私は妻を連れ立って青山斎場まで焼香に行った。その際、我々一般焼香客を出迎えたのが、今話題の「森さん」であった。175センチ、98キロの体格と言うが、実際に目の前で見るともっと大きく感じる。迫力のある人だ。

 しかし、まさに「タナボタ式」で首班指名される彼。これまでも人権発言等で諸問題を取り沙汰されているので、今後はよほど言動に注意しないと、図らずも短命内閣で終わる可能性もある。かの小渕さんも、最後のインタビューで「10秒間の絶句」があったが、あれが今回の病気の前兆だったにせよ、森さんはあれくらい慎重に言葉を選ぶべきだと思う。
 それにしても、青木官房長官、小沢自由党党首、野中元官房長官らの「素の涙」には心を打たれた。小渕さんって、やっぱり根っからいい人だったんだなあ。(政治的な意味を抜きにして、ごく単純な"いい人"という意)森さんには、そういう意味で人的魅力をあまり感じない。(石川県の人、ごめんなさい。)


4/8

晩の小川VS橋本戦。
良い試合だったなぁ。引退がどうのこうのなんて、どうでもいい。
昔の猪木VSチョチョシビリ戦を彷彿とさせるような、そんな緊迫感がありました。
一瞬の橋本の油断が明暗を分けた感じがする。あの油断を見逃さないのが、やっぱり元オリンピック選手たるものなのだろう。小川はガチンコで、まだプロレスがなんたるかがわかっていないような気も・・・・
それにしても、最後の猪木の恒例「ダーッ」の間の悪さには笑えた。(^_^;)


4/10

日、秋田のセリオンリスタというところでカメラフェアがあり、そこでかねてから欲しかった新しいデジカメを購入した。デジカメは通算で二台目だが、初めて買ったEPSONのCP-200というカメラは、それはそれは大きく(胸ポケットに入らない)て、しかも本体と液晶モニターが別々という代物。画素数も35万。当時としては普通クラスで、気軽なスナップ写真としては十分であったが、ある日、娘からブン投げられて、電池のフタが壊れてしまい、それ以来使っていなかった。今回買ったのは、オリンパスの型落ち商品。それでも画素は214万もある。発売当時は世界最小・最軽量だったモデルなので、とても小さい。定価から70%近い値引きで、しかもフェアということで充電器やら、スウォッチまがいの腕時計、書類ケースなど、さまざまなプレゼント付き。とてもお買い得感があった。参考までにそのカメラで撮った写真をここに置いておくので、これからデジカメを購入したい方はごらんあれ。


4/13

日の読売新聞だったと思うが、昨今の日本語の乱れについての読者投稿が載っていた。予約なしでフラリと現れる客に対して、「フリー」の客というのはおかしい、それを言うなら「振り」の客だろうと・・。これを読んでふと学生時代に国語を教えていただいた吉田教授の授業を思い出した。先生はそのような日本語の間違った使い方に対し、鋭い指摘をなさる方で、この投稿の例も挙げていた。その他にも、「悪徳」という言葉はなく、もともとは「あくどい」から来ているとか、間違いやすい例として、「二の舞を演じる」(○)を「二の舞を踏む」(×)(二の足を踏むの誤用)とか、「調子の波に乗る」×→「調子に乗る」と、「波に乗る」の多重活用など、実に我々が日頃間違って口にしやすい多くの例を、面白おかしく講義してくれたものである。
 ことわざをギャグ化するのも彼の得意技で、「親孝行、したくないのに、親はいる。」「東大、もと駿台暮らし(灯台もと暗し)」など、今ちょっと思い出しただけでも様々な傑作があった。あれほど楽しく、印象に残る国語の授業は、後にも先にも吉田先生の授業だけである。


4/16
日、私の住む本荘市の由利総合組合病院にて、国内6例目となる脳死判定があり、医師団の慎重なる診断の結果、肝臓が移植されることとなった。
他人事だと思っていた脳死移植、これがいざ自分が普段からよく利用する病院内で起こったことにより、かなり私の中でも親近感というか、現実味を帯びてきた。
私はまだドナーカードを持っていないが、実際それを手にしたときに、果たしてすんなりと臓器を提供しますと書けるだろうか・・まして家族もその遺志に同意するだろうか・・・いまだ、これが人間の「死」だと医学的に断定されていない現在、臨終の身にある本人と、それを見守る家族との間の会話無き合意、この関係・成立はとても難しいと思える。
 むろん私の場合は、肺はタバコで真っ黒け、胃・肝臓は酒によって荒れ放題状態、心臓に至っては「毛」が生えているらしいので、開いても使い物にならないだろうが
(._.)、せめてひとりでも透析の人が苦しまないよう、腎臓だけは一個ずつ使ってもらいたいと思っている・・・そういえば、昔腎臓を売って大金を手にした男がいたが、ああいうヤカラは地獄にでも堕ちるべし。(^_-)
4/19
んとまあ、今日も阪神が勝ってしまった。これで5連勝。
明日も続けて勝てる自信はないので、今のうち思いっきり祝っておきたい!
札びら集団に勝つことは、この上ない喜びダ!
裏切り者のメイよ、
和田さんをナメた報いは大きいのだ
4/20

2度あることは3度ある。
昔の人は良いことを言ったものだ。

6連勝くらいで喜ばず、せめて10連勝くらいしてもらいたものだ。どうせその後には大連敗が待っているのだから・・・( このキモチのゆとりがGファンとは違うところかな)


4/22
第2子の予定日は去る16日だったのだが、どうも居心地が良いのか、まだ出てこない(^_^;)
オヤジとしては名前もほぼ決めつつあるのだが、その名前が気に入らないのだろうか・・?

阪神タイガース、怒濤の7連勝なる!

いっそのこと、男の子だったら、ダンカンではないが、「甲子園」とでも名付けようかな。なんてね。
でも最近、はやってる名前ってありますよね。私の場合、産まれてくる子が現世で生きていく上で、名前というものはよっぽどのことがない限り改名できない都合上、その子の長い人生を見渡しながら付けてあげたいと思っています。(かといってあまりに普遍的なものでもなぁ・・・)まだ名付け親として迷っているのでありました。(^_^;)
4/24

犬を放置し、無惨にもその大半が餓死したニュースが報道されている。
逃走している元飼い主は、犬をあくまで金儲けの道具として扱っていてのなれの果てなのか、それとも動物そのものに愛情を注いではいたが、金銭的にやりくりできなくなってしまってのこの結果なのか、どちらかは判明はしていないが、いずれにしても悲惨な結末である。
 私は「動物が嫌い」という人が「嫌い」ではあるが、某動物王国の大将のように、羽目をはずしまくった動物好きも「嫌い」である。しかし、動物を道具として扱う人間は、もっと「嫌い」、いや「大ッ嫌い」である。


4/25
阪神対広島(午後11時現在)大変もつれているが・・・・・

おかげさまにて、本日私事ながら第二子が誕生いたしました。\(^O^)/
予定通り?男児にて、名前も予定通り付けることができそうです。

誠に勝手ながら、野球、長女の子守と忙しく、これにて失礼!
4/27
産みの苦しみは、我が「妻」も「阪神タイガース」も同じであった!
最近、このコーナーは「コラム」っぽくなくなってきているが、ご容赦を・・・
いっそのこと長男の名前を「恵壹」にでもしようかな(^_^;)
4/28
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「三日天下」という言葉こそあれ、一日天下というのは・・
去年と同じですなぁ、阪神タイガース。でもこれでいいのです。
Mr.Kさんも言ってましたが、阪神タイガースは、頂点に立ってはいかんのです。かえって二位、三位の位置に着けておけばいいのです。最終的にトップに立てばいいのだ!

 野球の話はさておき、妻が産後の回復のためまだ入院しているが、予想していたとはいえ、これほど妻のいない生活が不便だとは思わなかった・・・何から何まで自分でやらねばならない生活。このような生活から遠ざかって久しいと、本当に大変だ。(この大変さをもとに小説を書きたいくらい(^_^;))

妻が長男と戻ってくる日が待ち遠しい限りである・・・・(-.-)
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